どんなに丁寧に建築をした建物でも紫外線や雨風にさらされているうちに劣化が生じてくるものです。

適切なタイミングでメンテナンスをするためには、現状の建物の劣化具合がどの程度のものであるかを定期的に調べる外壁調査が必要になります。

目に見える範囲内の損傷には早急な対応ができますが、目で確認できない部分の対応が遅れないために最適な方法がドローンを使用した点検方法です。

ドローンを使用した場合、外壁上部や結合部分、屋根のどの位置にどのような不具合が起きているのか鮮明に確認することが可能です。

足場を組み立てなくても確認がとれるため、従来はゴンドラを設置して調査を行っていたマンションや高層ビルでは特に時間も人的コストも大幅に削減することができるとされており、近年徐々に取り入れている業者も増えてきています。

風が強い日や雨天時の点検は行えませんが、ドローンで撮影された映像はお客様自身で立会い確認することができるので、本当に修繕が必要な部分の請求をされているのか心配な際には不安解消につながるでしょう。

適切な維持管理は将来的な修繕コストに関わってくるため、手軽にできるドローン点検の取り入れを検討してみるのもいいかもしれません。