長く生活をしている家になると、外壁工事を検討しているという方もいるでしょう。
そのような際に気になる点の1つが、実際の工事にはどのくらいの期間がかかるのかという点です。
工事にかかる期間に関する点は、状況に応じて違いはあるものの、2週間ほどになります。
天候に恵まれれば10日ほどで終わることもありますが、全体の工程を考えながらどのような流れになるのかチェックしていくようにしましょう。

外壁リフォームを実施するという場合、工事では最初にどのような作業が実施されるのでしょうか。
外壁塗装をするといっても、最初から塗料を塗るわけではありません。最初に実施される作業が、足場を組むというものです。
足場を組まないと、高い場所の壁まで塗料を塗っていくことができません。
そして足場を組み終わったら、養生をして周辺の家に塗料などが飛ぶことがないようにします。

足場を組む作業が終了したら、次の工程が戦場をするというステップになります。
外壁というのは、常に雨や風などの影響を受けている部分です。
特に長く生活している家であれば、外壁はさまざまなダメージを受けている可能性が高いのです。
そこで洗浄作業によって汚れを落とし、補修が必要な個所などを見つける作業に移ります。

洗浄作業の次に実施されるのが、下地を塗ることと補修作業です。
下地を塗るのと補修作業をすることによって、塗料が長持ちしやすい環境を整えていくことにつながります。
ここまでの工程が下準備の段階になって、いよいよ塗料を塗るステップになります。

外壁塗装では、事前の打ち合わせでさまざまな種類の塗料の中から選択することが可能です。
塗料ごとに効果の持続期間などの違いがあるので、予算と相談しながら決めるようにしましょう。

また塗料によって見た目の印象が大きく異なるので、シミュレーションを実施したうえでどのようなデザインがいいか検討していくことも大切です。無事に塗装作業が完了したら、足場を解体して全体の作業も終了になります。

このように外壁工事といっても、さまざまな工程が実施されています。
期間は平均で2週間ほどですが、雨の日が多いと長引く可能性もあるので注意しましょう。
天候によって期間が変わることから、雨が少ない時期に外壁リフォームを実施するケースが多くなっています。
ただし梅雨の時期のほうが割引価格で工事を実施している業者もあります。状況を考えながら、どのようなタイミングで外壁工事を実施するか決めることもポイントの1つです。