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サイディングは何年で塗装する?

メンテナンスについて 

従来住宅の外壁といった場合には、見栄えが良いなどの理由でモルタルが主流でしたが、施工に手間がかかることや費用が多くかかること、

そして見栄えや機能を維持するためにはメンテナンスが短期サイクルで必要などから施工がしやすく見栄えも良い、

さらにコストが安いサイディングの注目が集まりました。

 

 

このサイディングはセメント質原料・繊維質原料・混和材料などを使って成型・養生硬化といった製造方法で作り出される外壁材で、

防火性に優れていることや強度が高くしなやかな板材として多くの住宅で利用され続けています。

 

サイディングは、耐候性もあるのでメンテナスがそれほど要らないなどのイメージを持つ人も多いかと思われますが、

それはサイディングの寿命そのものが40年といわれているためではないでしょうか。

 

しかし、外壁塗装などのようなメンテナンスを怠れば寿命は半分の20年以下になることもある、

その理由の中には外壁は日中であれば太陽熱や紫外線を浴びている、雨や風などにより劣化が起こりやすい部分だからです。

 

この外壁材は、1枚のボードを外壁に合わせてカットして張り合わせて施工するのが特徴です。

板材を外壁部分に取り付けるときにはピッタリとくっつけるような形で取り付けるのではなく、数ミリから数センチ程度の隙間を設けて取り付けます。

隙間を設けることで板材が収縮したときに互いに反発し合う力を逃がすことができるわけですが、隙間をそのままにしておけばそこから雨が入り込んでしまう、

これが原因で雨漏りが生じるリスクを高めてしまいます。

 

 

板材の隙間を埋めるのがコーキング材と呼ぶ施工材料で、粘り気があるので粘土のように感じる人も多いかもしれません。

コーキング材も紫外線などにより劣化して来る、劣化が起きるとひび割れが生じることもありますし、

最悪の場合が剥がれて来ることもあるなど、定期的なメンテナンスが必要です。

 

外壁塗装工事のときには、コーキングの打ち直しなどが必ず行われることになるのですが、

下地となる部分をしっかり補修することは塗装で生じた塗膜を外壁に定着できるコツでもあり、

いかに下地をきれいに仕上げるのかで外壁塗装の品質を左右するといっても過言ではありません。

 

なお、サイディングの外壁塗装は利用する塗料のグレードや住宅がある環境にもよりますが、一般的には10年から12年の周期で塗り替えを行うことが推奨されているようです。

ちなみに、外壁に触れたときに白い粉が付着している、コーキングが剥がれているときにはメンテナンスのサインです。

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