外壁塗装時にチェックしておきたいウレタン塗料の特徴
ウレタン塗料は外壁塗装だけでなく、幅広い用途で使用されています。
特徴は伸縮性と柔軟性があることです。そのため密着性が高く、内部にひび割れが生じても、すぐに全体に波及することはありません。
またその柔軟性から作業効率が優れています。
硬化したあとも塗膜表面が柔らかめの状態が続くので、そのまま作業をできます。
DIYで塗装をする人におすすめできる塗料です。完全に硬化する時間は、季節によりますが2週間がひとつの目安です。
外壁塗装には艶のあるタイプのウレタン塗料がよく使われます。汚れや苔がつきにくい効果もあるため、高級感のある見た目を維持しやすいです。
デザインを優先して艶がないタイプを選ぶと、汚れがつきやすいためデザインを維持するのが難しいと言われています。
その点をしっかり考慮して決めるのが賢明です。紫外線や温度変化などで劣化する外壁塗装ですが、その寿命は使う塗料によって異なります。
10年以上、長いと20年持つものもありますが、ウレタン塗料は8年ほどでひび割れが目立ってきます。
ウレタンは塗料の中でも安価な部類に入ります。外壁を塗るときには養生や足場などの代金も含めてトータルの費用となります。1回の塗装としては、小さな負担といえるでしょう。
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