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塵も積もれば山となる?損傷初期のヘアークラック

外壁の損傷の一つにクラックというものがあります。


クラックとは外壁に生じるひび割れのことで、一括りにクラックといっても様々な種類が存在します。


中でもヘアークラックというひび割れはヒビの幅が0.3ミリ以下の亀裂のものを指し、新築でも2~5年程度で発生することも多いことからなかなか重要視されていないことも多い損傷の一つです。


ヘアークラックは劣化現象の中でも比較的初期症状で塗膜のみにヒビが入ったものであるためメンテナンスに緊急性はありませんが、後々大きなひび割れにつながる可能性が充分にあるので発見した際にはそろそろメンテナンスが必要なサインだと思って準備をすることが賢明です。

 

   

発生原因としては主に経年による塗膜の劣化によるもので、日光や紫外線の影響を受けて劣化した塗膜が素地の膨張収縮に耐えられなくなることで塗膜に亀裂が発生します。


初期症状ではありますが注意しておきたいポイントとしてはクラックの割れている方向です。


縦方向のクラックはまだ雨水が亀裂から入り込みにくいですが、横方向は入りやすいので注意が必要です。横方向のクラックが発生している場合は雨漏りしていないか業者に確認してもらうことをオススメします。

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