マンションのような大型の住居でも戸建てと同様に外壁のメンテナンスは必要です。

建物のオーナー様にとって外観のメンテナンスは空室を避けるためや入居者の方の満足度につながるので付加価値の維持という点で重要視している方も多いでしょう。

国土交通省が提示している“改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル”の内容によれば、大規模修繕の計画を作成することを前提として１２年程度に１度の大規模修繕を行うことを推奨しています。

外壁の塗装面は経年劣化を避けられないものであり、１５年前後でメンテナンスを検討しているオーナー様が多いようです。

作業内容が多岐に渡る大規模修繕工事では、外壁塗装に限らず複数箇所の施工について事前に打ち合わせをする必要があります。

着工前には施工会社から居住者に対して工事内容の説明が行われ、共有エリアの掲示板などに工事期間や内容、注意事項や安全面、施工業者の掲示をして案内するのが一般的です。

工事の期間建物が大規模になるほど長くなり、50戸以上の場合5ヶ月程度はかかります。
耐用年数が20年以上のものではなく、10～15年程度のもので小まめなサイクルでのメンテナンスを行うと効率的でしょう。