適材適所を見極めて!珪藻土外壁がつくる快適空間
近年外壁材に天然素材を使用することが注目されており、その中でも快適な住空間づくりに適している素材として珪藻土が挙げられています。
珪藻土というとよく目にするのはバスマットで水に塗れても乾きやすいという印象がある方が多いのではないでしょうか。
珪藻土とは主に植物プランクトンである珪藻からできており、その植物プランクトンが死骸となって堆積したものが珪藻土です。このように自然が長い年月をかけて形成していくことから珪藻土は「自然素材」とされています。
珪藻土を材料として外壁塗装をする場合に必ず確認しておきたいポイントは、珪藻土が適している地域か否かということを見極める必要があるという点です。
珪藻土は激しい雨と衝撃に弱い点で、水以外を吸い込ませると汚れが落ちにくくなり、固いものなどを当ててしまうと、欠けたりひび割れなどの破損が起きてしまうことがあります。
適した地域は河川や湖沼の近く、低地なふぉ湿気の問題が深刻な地域です。
特に冬場の結露や梅雨時期のカビは細菌の繁殖も促進してしまうので衛生的にも気になるでしょう。
調湿性能に優れ、脱臭・消臭機能もある素材です。
デメリット面も把握し選択すれば快適な生活を送るために適した素材といえるでしょう。
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