外壁塗装の足場って?
足場は必要なのか 足場費用について 外壁塗装・外壁リフォームをしている現場で当たり前に見るのが足場、なぜ必要なのでしょう。
設置するのにどれくらいの費用がかかるものなのか、詳しく見ていくこととします。
「2m以上の高所での作業は足場を設置しなければならない」、これは建築法令で定められているのです。
それだけの高さがあるとはしごなどで作業をするのは大変危険です。
場所を移動するたびにはしごも動かして、むしろ時間がかかってしまいますし細部まで同じようにきれいに仕上げることは難しく出来にも影響してしまうのです。
どうせ工事期間中しか必要ないのに、工事が終わると撤去してしまうのにわざわざ高い費用を出して設置するのは勿体ないと思われるかもしれませんが、そもそも法律で義務化されているからにはやらないわけにはいきません。
それに問題個所が直ってきれいになって気持ちよい気分になるはずが、足場を使わなかったがゆえにまだらで色むらがある・端の方は白い所が残っているというのであれば工事をした意味が無くなってしまいます。
もしも不安定な場所での作業で作業員が落っこちて怪我をしたり死んでしまっていたとしたら、その工事を行ったことに後悔する気持ちさえ湧いてくるでしょう。
2mと言えば低いとは言えない高さ、打ち所が悪ければどういったことになるかは分からないのです。
足元も気にしながら工事も丁寧に進めなければならないというのは作業者にとって大きなストレス、作業員さんにも気持ちよくお仕事してもらうためにも必要なものなのだと受け止めるようにしましょう。
それではどのくらいの費用が必要となるのか、相場として1㎡あたりが700円から1000円程度となります。
ビデ式・枠組み式と2種類あって安いのはビデの方、でも手すりも付いて丈夫な枠組み式の方がその役割は十分に果たしてくれるはずです。}
戸建て住宅で行う場合に20万円前後を足場代として考えておいた方が良さそう、作業員の安全性・質の良い工事・更にはご近所に迷惑をかけたりトラブルが起きたりといったことを起こさないためにも保険と思っておくべきです。
相場よりも安い所の場合、その安さの理由が明確にされていないのであれば安易に飛びつくべきではありません。
少しでも安く済ませたいというなら、足場を使用するようなリフォームを一度にまとめて行って何度も組んでは崩してを繰り返さないようにするのが良いでしょう。ついでに屋根・窓・煙突などもうすぐガタが来そうというところをついでに工事してしまうのです。
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