新築でも塗り替えでも工夫次第で外壁塗装はおしゃれになります。そのポイントはやりすぎない範囲で遊び心を発揮していくことです。
遠目から見てもわかるのが色使いです。ここでおしゃれにするならば、複数の色を使うのがおすすめです。

一色だけだと単調な印象になり、記憶に残りづらい建物になるでしょう。複数がいいといっても、多ければ多いほどいいわけではありません。

3色までにすると、まとまりが出て落ち着きのあるおしゃれになります。

そして色の組み合わせは同系色が基本です。全く違う系統の色を組み合わせると、周囲の環境から浮くほど目立ちます。

自分のセンスに自信がないならば、同系色のツートンカラーが最も無難といえるでしょう。

色選びで参考にしてほしいのは、色の組み合わせを紹介する書籍です。美術やデザインのコーナーで目にするもので、数多くの組み合わせがチェック可能です。

家族で意見をまとめるのにも役立ちますから、ぜひ検討してください。

組み合わせを一から決めるのが難しいならば、基本となる一色を決めてしまうのも有効な選択肢です。

人気があるのがホワイトで、少し変化を付けたホワイトと組み合わせることもあります。外壁が白だと、屋根の色が目立ちます。

オレンジなど南欧で見られる屋根ならば、おしゃれな家になるはずです。

ただしホワイトは汚れが付くと目立ってしまいますから、事前に対策を練っておきましょう。

濃いめながらも、自然な印象になるのがグリーンです。濃淡をうまく使い分けることで、印象的な家にすることが可能です。

庭でガーデニングや家庭菜園をするならば、うまくマッチするグリーンがおすすめです。

アクセントを上手く入れることで、グッとおしゃれになることは少なくありません。最も一般的なのはラインを入れることです。

横にラインを入れると安定感、縦にラインを入れるとシャープさが生まれるといわれています。他にも斜めに入れたり、ラインで模様を描いたりすることもできます。

ただやりすぎると派手になり、後悔する結果になるかもしれません。

ですからラインは、アクセントがほしい時の候補に留めておくの賢明です。

ライン以外には、レンガスタイルのサイディングやペイントもアクセントに使えます。

2階建ての家であれば、1階と2階の間に使うと面白いでしょう。そこは時間が経つと劣化が目立つことが多いです。

隠したくなる部分を目立たなくするために、アクセントを仕上げに使うのはうまい方法です。