外壁塗装のヒビ割れを早期対応しなければならない理由
自宅の外壁をチェックした時に外壁塗装にヒビ割れが起こっていたのを見つけた経験のある方は少なくありません。
初期は小さなヒビ割れで問題がないだろうとそのまま放置してしまう人も少なくありませんが、早期対応しないと後々で大きなトラブルに繋がってしまう可能性が高くなります。
そもそも外壁塗装にヒビ割れが起こる原因には外壁塗装の経年劣化や施工不良、車や電車などの振動、地震や住まいの構造の問題などが挙げられます。
この原因の中で最も多いのが経年劣化であり、状態が悪化しているのを見つけたら早めに対応を行う必要があります。
まず幅0.3mm未満のヒビ割れはヘアーラックと呼ばれる状態で、ひとまず経過観察を行い定期的に状態が悪化していない確認を行うようにしましょう。
補修が必要となる状態とは幅0.3mm以上になった時点で、見た目が悪くなるだけではなく次第に雨水の侵入を許すようになるため、外壁材に雨水が浸み込めば加速度的に傷んでいきます。
躯体に雨水が侵入すると雨漏りが起こる可能性があることや、シロアリやカビなどのトラブルに繋がり、最終的に住まいの寿命を縮める結果に繋がります。
そのため外壁材にまでヒビ割れが進行しているならば、補修だけではなく外壁材の補修に加えて、外壁の張り替えや外壁内部の補修が必要となる場合も出てきます。
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