外壁を塗り替えまだ時間も経っていないし、機能上は問題なさそうだけど少し汚れが気になり始めたという方におすすめしたいのがセルフメンテナンスです。

外壁の汚れは様々ですが、外壁ボードの継ぎ目などに施されたシーリングの油分が溶け出し、排気口から出る埃やススと混ざった都市型の汚れ、雨水の排水に伴い起きる雨だれ汚れ、通気性や日当たりが悪く湿気の多い場所に発生するカビやコケなどが一般的な要因です。

汚れを放置することは外観の見劣りだけではなく、外壁表面の劣化にもつながります。

劣化が進むと撥水機能が損なわれていき、より汚れもつきやすく落ちにくくなって大がかりな清掃を依頼しなければなりません。

比較的汚れの範囲が少ない段階でしたらホースで壁に水をかけて予洗いをし、市販の外壁用洗浄剤を使いブラシやスポンジで対応することも可能です。
硬い素材を使用すると外壁を傷めてしまうこともあるので洗車用のブラシを使うなど、柔らかい素材のものを使うことがポイントです。

高所で危険な場所や、素材によっては逆に外壁を傷めてしまうこともあるのでプロの技術が必要ですが、小まめなメンテナンスで劣化の進行を少しでも防ぐことができるでしょう。