耐熱・耐水最高峰は磁器質のタイルで決まり?
現在外壁材には様々な素材がありますが、一般的なサイディングやモルタルに加えてタイルの外壁があるのはご存知でしょうか。
タイルにも複数種類がありますが、外壁に使用されることが多いのは吸水性の低い磁器質などです。
磁器質タイルは1250℃以上の温度で焼成されたもので、硬いうえに吸水率1%未満とほとんど吸水することはありません。
固く汚れにくいためほとんど水を吸わないので変形しにくく、水回りでの使用も可能です。
優れた耐久性により家の外壁をはじめ、商業施設の床や歩道、ビルの外構などあらゆる場所で使用されています。
磁器質タイルは優れた機能性とデザイン性から人気を集めており、外壁用タイルとして非常に向いている素材です。
タイルは高温で焼き上げられているため1000度以上の熱に耐えられ、耐火・耐熱性にこれほど強い素材は他にないといっても過言ではないでしょう。
強いてデメリットを挙げるとしたらイニシャルコストとしての費用が高くついてしまうことです。
窯業系のサイディングと比較すると倍近い金額がかかることもあります。 水をほとんど吸収しないことから耐用年数も長く、長期的な目でかかってくるランニングコストは抑えられるので検討してみるのもいいでしょう。
前の記事へ
« 時は金なり?スピード自慢の吹き付け工法次の記事へ
これができれば技術の証明!経験必須な吊り足場 »