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伝統の中にも改良の努力!リシン吹付でつくる外壁

落ち着いたデザインでヨーロピアンテイストのお洒落な住宅で揺るがない人気があるモルタル外壁の仕上げ方法に“リシン吹付”という方法があります。

 

リシン吹付とは細かな砂利や砂などの骨材と、塗料を混ぜたものをリシンガンと呼ばれるコンプレッサーで下地の上に直接吹き付けるため、混ぜられた骨材でできる凹凸からザラザラとした砂壁風の仕上がりが特徴です。

 

      

 

 

外壁表面にできる凹凸により光が拡散されて上品な仕上がりとなり、短時間での施工が可能なため安価でありながらも落ち着きのある印象に仕上げることが可能です。

木造住宅の最大の点滴は湿気による材木の腐食ですが、リシン材は通気性、湿気を通す透湿性があるので木造住宅の耐久性を落とさないという点でも優れた施工方法です。

 


近年建物の取り壊しの際にアスベスト問題が話題となりましたが、リシンも同様に昔はアスベストが混入されているものもありました。
しかし現在販売されているリシン材にアスベストを含んでいるものはまずないとされています。

汚れやすさやひび割れのしやすさなどの注意点は存在しますが、弾性塗料を使用することで予防は可能です。


リシン吹付で仕上げられた外壁は高圧洗浄も可能なので定期的なメンテナンスを行えば問題ないでしょう。

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